働いていると、会社では仕事、家では家事育児で気持ちが休まる暇がなかなかありませんよね。
常にオンモードでいる人も多いのではないでしょうか。
ママ自身が笑顔でいるために、ひと息ついたり、自分だけの楽しみをする時間はとても大切です。
今日はそんな自分時間をつくるための方法を難易度別にご紹介します。
「ママが笑顔じゃなきゃ家族も笑顔になれないよ」
私が実際に夫から言われた言葉です。自分を沢山甘やかしましょう!
難易度レベル1 ★☆☆【家事の見直し】
家事の省略
一度、本当に最低限の家事しかやらない生活をしてみてください。
ご飯も作らない、洗濯もしない、掃除もやらない。
それを数日(無理な方は1日でも)実践します。
きっと「これは毎日やらないと気持ちが悪いな」とか
「これは別に1週間空いても問題なかった」など、感想がでてくるはずです。
その感想が心地よく暮らすヒントになります。
我が家は夫婦お互いズボラなので、食器洗いや洗濯物たたみも
”私か夫の手が空いた時”で大丈夫でした。
たとえ1日10分の家事でも、頻度が毎日から2日に1回になれば
1週間で30分のゆとりができます。
この大きなメリットは、「しなきゃ」思考から解放されることです。
家事に限りませんが、やり残した(と思っている)ことがある状態は、もの凄いストレスになります。
例え体は休んでいても、心や脳が休まりません。
改めて家事の仕分けをすることで、自分の基準を見直し、気持ちのゆとりを取り戻すことができます。
子どもを寝かしつけた後にやっていた家事を手放せば、自分時間の出来上がりです。
時短家電の導入
言わずと知れた、共働きの3種の神器の導入です。
- ドラム式洗濯乾燥機
- 食器洗浄機
- お掃除ロボット
我が家はお掃除ロボットは導入していませんが、上2つは使用しています。
特に効果が大きかったのはドラム式洗濯乾燥機。
洗濯物を干すのってかなりの手間なんですよね。
脱水後の洗濯物を洗濯かごに移して、大量のハンガーと一緒にベランダまで運び
しわを伸ばしながら一枚一枚ハンガー・物干しにかける。
その手間が一気になくなったのです。
本当に感動しました。
夜に洗濯物を放り込んだら、朝にはふわふわに洗いあがった服が待っています。
ワーママ・ワーパパには強くお勧めしたい時短家電です。
ただ注意点としては、乾燥機にかけると薄い洋服などはシワになりやすいです。
シワは我が家が洗濯物を詰め込みすぎているせいかもしれません。
難易度レベル2 ★★☆【保育園を活用】
レベル2は、保育園を活用した自分時間の作り方です。
こどもを早く迎えに行ってあげたい気持ちはどの親も同じだと思いますが
疲れ果ててどうしても動きたくなかったり、子どもと向き合う気持ちの余裕が持てないときだってあります。
そんなときは、保育園に頼るのもひとつの選択ではないかと個人的には考えています。
保育園によっては、就業時間以外の預かりはNGとなっている園もあるので
園と摩擦が生まれないように対応できると良いかと思います。
”就業以外の用事でも預かり可能か”は
事前に保育園に確認しておくと良いですね。
お迎えを遅らせる
普段から延長保育を使っている場合は難しいですが、お迎えの締め切り時間に余裕があれば
電話してお迎えを遅らせるのも一つの手です。
30分だけでも時間が作れたら、お気に入りのカフェで一息ついてリフレッシュできます。
会社を休む・遅刻・早退する
子どもには普段通りに保育園に登園してもらい、自分は勤務していない時間を作る方法です。
これは保育園によってはNGなところもありますが、
私個人としては、この章の冒頭に書いた通り一つの手だと考えています。
1日あれば、行きたかった美術展や見たかった映画を見たり
少し遠くまでドライブや小旅行なんかもできます。
美容院やネイルで美活三昧、なんてのもアリかも。計画を立てるだけでわくわくしますね。
お迎えの時に飛び切りの笑顔で抱きしめてあげれば、ママも子どももお互いwin-winです。
私は鎌倉でお寺と雑貨屋巡りをしたいなあ
難易度レベル3 ★★★【働き方の見直し】
勤務時間を変更する
生活の中で色々工夫をしても、疲労やイライラが持ち越されてしまう場合は
今の生活のままでは精神的な負担を解消しきれないということです。
そんなときは、勤務時間の変更を考えてみてはどうでしょうか。
仕事・給料は大事です。けれど、ママや家族の心身の健康はもっと大切です。
企業に勤めている場合、日本では従業員から申し出があれば
法律で”子どもが3歳になるまで6時間までの時短勤務”が認められています。
また、企業には”小学校入学前まで時短勤務を続けられるよう努力する”ことが義務づけられています。
私の勤務する会社は就業規則で”時短勤務は7時間まで”となっていましたが、確認したら6時間までOKでした(法律なので当たり前ですが)。
時短にしなくても、勤務時間を早めたり遅くしたりすることで
通勤が楽になったり、保育園の送りやお迎えを夫や家族に任せらる可能性もあります。
もし会社に制度が無くても、打診する価値は大いにあります。
対応をしてくれる可能性も少なからずありますし、ニーズがあることを周知する意味でも大事です。
何より言うのはタダ!言わなきゃ損。
転職・退職する
ここまでくるとだいぶ大がかりですが
ゆとりが全く無くて、今のまま生活を回していくのがつらい場合は、転職・退職も視野に入ってきます。
今は完全在宅の仕事も多くあります。
通勤時間が無ければ、1~2時間ゆとりが生まれる人も多いのではないでしょうか。
メイクや着替えも簡単にしちゃえばもっと時間が増えそう
完全在宅でなくても、週数回のリモート勤務やフレックスタイム制の会社もあります。
正社員・契約社員・派遣・パートなど、雇用形態も様々ですし
起業に興味があるなら、この際個人事業主という手段もありです。
もちろん退職して専業主婦となる選択肢もあります。
いずれにせよ、自分がどんな生活を求めているかを理解するのが大切です。
視野を広く持ち、幅広い選択肢から柔軟に考えられると良いですね。
まとめ
ワーママの自分時間は、意識して確保しなければいつの間にか無くなってしまいます。
今回は ①家事の見直し ②保育園を活用 ③働き方の見直し という視点で
自分時間の作り方を紹介しました。
紹介した方法が皆さんの参考になれば嬉しいです。
合言葉は「ママが笑顔でいることが、家族にとっても幸せ!」。
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