私は2023年5月に育休を終え、職場復帰をしました。
免疫を抑える注射を打っているため、やはり産前のリウマチ発症前とは調子が違います。
生活リズムや環境が大きく変化し、体調にもかなり影響がありました。
具体的には
- 子どもから風邪を貰いやすい
- 謎の蕁麻疹
- 疲れやすい
の3つです。
それでも仕事を続けていくために、
- 上司へ病気の共有
- お疲れサインを知って、意識的に休む
- 家事を最低限に
という工夫をしています。
この記事では、体調変化の詳細、そしてワーママ生活を続けるための工夫を詳しくご紹介していきます。
- 関節リウマチがどれくらい仕事に影響するか知りたい方
- 持病があって職場復帰に不安を感じているワーママ
- 仕事・子育て・持病治療の両立に悩んでいる親
生活の変化:時短7時間勤務で復職
育休中の生活
育休中は
- 8:00 起床
- 9:00~ 食事・お昼寝・お出かけ 全部自由!
- 21:00 子ども就寝
- 24:00 就寝
というように、ゆったりとしたペースで過ごしていました。
職場復帰後の生活
職場復帰後の平日は育休中とは打って変わり、
- 5:45 起床
- 7:25 家出発 仕事
- 17:30 お迎え・帰宅
- 18:30 夕食
- 21:00 こども就寝
- 23:00 就寝
という時間が固定された生活を過ごしています
(詳しくは時短7時間勤務ワーママのリアルな1日のスケジュール。自分時間は4時間?参照)。
起床時間も大きく早まったので、睡眠時間の確保が一番の課題です。
変化①体調不良→長引く→注射延期の悪循環
子どもの病気から始まる悪循環
子どもが保育園で病気を貰ってきたら、私も2回に1回は感染しました。
(保育園の洗礼についてはこちら:保育園の洗礼体験記。0歳児クラスに4月入園、半年で36日の病欠。)
リウマチの治療で免疫を下げているうえ、仕事と育児で疲れているので
病気にすれば絶好の餌食です。
体調が悪いときは治療の自己注射を延期するよう主治医から指示があるため、
体調不良が長期化するとリウマチの痛みも出てきます。
- 子どもが体調不良
- 保育園を休ませ、自宅で看病
- 親の私も感染(でも寝込むほどではないレベル)
- 子ども回復・登園
- 自分もこれ以上休めず出社
- 根治できずズルズル体調不良
- リウマチの自己注射延期
- リウマチの痛み再発
- そうこうしているうちに1に戻る
上記のように、一時期は慢性的な体調不良に陥っていました。
いくら子どもの病気がうつらないように対策をしていても、うつるときはうつります。
「咳だけ治らないな」と思っていたら、気管支喘息になっていたということも半年間で2回ありました。
職場復帰後の半年のうち、半分ほどは咳をしていました。
直接言われはしませんでしたが、周りの人も嫌だったろうな…と思います。
注射延期の影響
上に書いた通り、主治医からは
「感染症などに罹ったときは、免疫を戻すために注射を一時中断してください」
と指示を受けています。
そのため、育休中は規則正しく1週間に1度の自己注射を打てていましたが
復帰後は体調不良で延期することが多くなりました。
長いときは1カ月注射を見合わせたこともあります。
すると、私の場合はじわじわと足元からリウマチの痛みが出てきます。
次に手の指です。曲げるときに軽い痛みを感じるようになってきます。
これ以上酷くなると生活が大変なので、ここまで症状が出てしまったら延期をしていた注射を打ちます。
注射を延期しているとき、最初は症状が出ないので
「もしかしたらこのままでも症状が出ないんじゃないか」と期待してしまいます。病気あるあるでしょうか。
やはり生物学的製剤の効果は抜群で、打つと痛みが引いていきます。
授乳を辞めたら服用薬に切り替えを考えていますが、これほどの効果が得られるのか
少し不安なところです。
変化②謎の蕁麻疹
私は自己注射を太ももにしています。
その太もものあたりに、蕁麻疹が出るようになりました。
多少の痒みはありましたが、以前から注射後に赤くなることはあったので
1カ月ほど気にせずに過ごしていました。
すると今度は腕や足首、全身に蕁麻疹が出るように。
主治医に診てもらうと「ストレスかな?」と言われましたが、原因はわからず。
かゆみ止めやアレルギーの薬を飲んだら治まりしたが、服用を辞めるとまた出てきます。
現在進行形で治療中です。
変化③疲れやすい
- 母乳育児で睡眠が中断される
- 営業職で外出がある
- 以前より年齢を重ねている
という要因があるため、「リウマチのせいで疲れている」というより
「ワーママ生活で疲れている」と言った方が正しいかもしれません。
リウマチ発症前(産前)より疲労が溜まっているのは確かです。
生活の工夫
1.上司への共有
職場に復帰した際、まず上司に下の3つを伝えました。
- リウマチを発症し、免疫を下げる治療をしていること
- 子ども由来の休みに加え、私自身の体調不良での休みもありうること
- できるだけ迷惑はかからないようにしたいが、上記を知っておいてほしいこと
病気は個人的なことなので、職場の人に話すのは抵抗がありましたが
休みやすい環境を整えることが大切と考えました。
ただ結果としては、子どもの病気がうつるのは親業をしていれば当たり前なので、
伝えなくても大丈夫だったかなと思います。
ただし業務内容に関節に負担がかかる作業がある場合は、職場への相談は必須です。
幸い私は力仕事などは無いので、仕事内容を変える必要はありませんでした。
業務が力仕事でなければ、個人的には報告はしてもしなくても良いかと思います。
とはいえ「知っていてくれている」という安心感があったので、
私は言っておいて良かったと思います。
2.お疲れサイン知って、意識的に休む
自分の”お疲れサイン”はどんなものか、知っていますか?
私の場合は
- 通勤電車で”早く座りたい”と思う
- ジャンクなもの(ポテチやカップ麺)やスイーツが食べたくなる
- コーヒーの摂取量が増える
- だらだらスマホの時間が増える
などがお疲れサインです。
サインが出たら、まず”私は疲れているんだな”と自覚して自分を労わり、甘やかします。
早めに寝たり、ランチにひとりスタバをしたり、湯船につかってみたり。
ほっとできる時間を増やして、エネルギーの回復を待ちます。
ワーママをしていると、どうしても自分のことは後回しになりがちです。
自分の疲れを意識しないと、心身のサインを簡単に見過ごしてしまいます。
そして無視すればするほど疲労は溜まり、回復に時間がかかります。
そうならないためにも、私は自分の「お疲れサイン」を見つけ、サインが出たら意識的に休むようにしています。
(ワーママの休息時間の作り方はこちら:夫や両親に頼らない、ワーママの自分時間の作り方。難易度別に紹介!)
3.家事を最低限に
家事もかなり圧縮しています。
例を挙げると
- 余裕があるときしか夕飯は作らない
- 掃除は週1回でOK
- 洗濯は大体2日に1回。ドラム式で乾燥までお任せ。
- 朝ご飯はパターン化する
などなど。
余裕が無いときの夕食は、子どもはベビーフード・大人は納豆ごはんで済ませます。
”~すべき”という思考は自分を縛るだけなので、排除します。
「他の人が〇〇だから」などの他人との比較は意味がありません。
その時々で自分の状況や置かれている環境に柔軟に対応することが、
仕事を続けていくうえで1番大切なのかなと思います。
まとめ
今回は、育休中から職場復帰後の体調変化と生活の工夫をご紹介しました。
体調は崩しがちになりましたが、職場復帰したてのワーママの多くが通る道でもあるかと思います。
両立するために
- 上司へ病気の共有
- お疲れサインを知って、意識的に休む
- 家事を最低限に
という工夫をして生活しています。
職場復帰したては、ワーママ生活の中で1番大変な時期です。
職場復帰から半年経った今は、家族皆ペースを掴んで
少し順応できてきました。
可能な限り自分に優しく、楽に過ごせるようにしていきましょう!
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